サタネラ


あらすじ

 

 

現在、コンサートやコンクールでおなじみの『サタネラ』のパ・ド・ドゥは、1859年、サンクトペテルブルクのボリショイ劇場に客演したイタリアのバレリーナ、アマリア・フェラリスのためにプティパが振り付けたパ・ド・ドゥ作品で、プティパ自身がフェラリスと踊りました。

音楽はパガニーニ作曲「ヴェネチアの謝肉祭」をプーニが編曲したもので、バレエのタイトルも『ヴェネチアの謝肉祭』として上演されました。

プティパは後にこのパ・ド・ドゥを、自身の作品『サタネラ』(1848、全3幕)の中に組み込んで上演したため、現在では『サタネラ』のパ・ド・ドゥと呼ばれています。

ストーリーはカーニバルで有名なヴェネツィアの謝肉祭が舞台。仮面をつけた人間の青年と若く美しい魔女サタネラの恋物語でロマンティックバレエ期らしい作品です

 

 


役柄・登場人物一覧

 

サタネラ

・参照サイト:スタジオマーティ