火の鳥


あらすじ

 

 

第一幕

不死の魔王カスチェイの庭園。イワン王子が、魔法の木に成る黄金の果実を目当てにやってきた幸運の象徴とされる、

火の鳥に忍び寄って捕まえますが、火の鳥は自らの黄金の羽根を差出し、イワン王子に見逃してもらいます。

 

やがて魔王カスチェイの城から、魔法にかけられた13人の王女たちが現れ、そこへ影からイワン王子が突然姿を現すと、

ひときわ美しいツァレヴナと恋に落ちます。

王女達を追って城門を開けた途端、魔王カスチェイの番兵の怪物達が現れます。

不死の魔王カスチェイがイワン王子を石に変えようとしますが、イワン王子はすかさず火の鳥からもらった黄金の羽根を高くかざすと、火の鳥が舞い降り、魔物達を眠らせてしまいます。

 

そして魔法の木の根元を探すようにイワンに命じる火の鳥。するとそこには大きな卵が。

それはなんと不死の魔王カスチェイの魂が入った卵だったのです。

 

イワンはその卵を地面に叩きつけると、轟音と共にカスチェイの城と魔法は消え去り、魔王カスチェイも死んでしまいます。

 

第二幕

魔王カスチェイは滅び、石にされていた騎士たちは元に戻り、ツァレヴナ王女をはじめとする13人の王女たちも自由の身となります。

魔法から覚めて正気を取り戻した王女や貴族たち。最後はイワン王子とツァレヴナ王女が結ばれ大団円となります。

 


役柄・登場人物一覧

 

火の鳥

リーダー(指導者)

王子

黒衣

反乱者 

 


・参照サイト:スタジオマーティ