白鳥の湖


あらすじ

 

 

舞台はある王国の城の庭園。成人を控えた王子ジークフリートの前祝いが行われている。そこへ王妃が姿を見せ、翌日の舞踏会に招いた娘たちの中から花嫁を選ぶようにと命じます。夕暮れが迫り、大空を渡る白鳥の群れを目にした王子は心惹かれ、白鳥狩りに出発します。

荒涼とした光景の中、月に照らされた湖が広がっている中オデットと出会います。自分は悪魔に魔法をかけられ、昼間は白鳥の姿にさせられたと王子に打ち明けます。人間に戻れるのは夜の間だけ。魔法を解くには永遠の愛が必要だと言う。王子は愛を誓います。二人は心を許し合うが、やがて夜明けが訪れオデットは王子に別れを告げ、白鳥となって飛び立ってゆく。

 

お城の大広間では花嫁候補が次々と登場するが、王子のオデットへの思いは募るばかり。そこへ変装した悪魔ロッドバルトが娘オディールを連れて現れます。王子はオディールをオデットだと信じ込み、永遠の愛を誓ってしまう。その途端、悪魔たちは本性を現し高笑いしながら去る。愕然とした王子はオデットを探して城を飛び出し、湖に向かいます。

 

絶望のあまり、人間の姿のまま命を絶とうとするオデットを、同じように白鳥にされた娘たちが必死に押しとどめる。王子が駆け付け、オデットへの変わらぬ愛を訴える。オデットは湖に身をおどらせ、王子も後を追う。死をも恐れぬ二人の愛の前に、悪魔は滅び去ります

 


役柄・登場人物一覧

 

オデット/オディール
ジークフリード王子
ロットバルト
王妃
道化
プロローグ
王女
第1幕
家庭教師
王子の友人(パ・ド・トロワ)
ワルツ
第2幕
小さい4羽の白鳥
大きい白鳥
白鳥たち
第3幕
儀典長
花嫁候補
スペインの踊り
ナポリの踊り
ルースカヤ
ハンガリーの踊り
マズルカ
第4幕
2羽の白鳥
大きい白鳥
黒鳥たち
白鳥たち

・参照サイト:スタジオマーティ