まずは柔軟から!バレエを楽しむための簡単トレーニングを紹介

優雅な踊りや仕草が魅力のバレエですが、その美しさを演出するには柔軟や筋トレなど、しっかりとしたトレーニングが必要です。そしてこのトレーニングは、バレエをするにはもちろん、美容やダイエットにも効果抜群なんです。今回は、バレエの練習でも活用できて美容効果もある簡単トレーニングを集めてみました。

 

壁を使った柔軟トレーニング

バレエダンサーが180度足を床に広げる姿は、柔軟体操にしっかり取り組んだ証拠でもあります。なかなか最初からは上手くできないポージングですが、バレエダンサーのようで憧れますよね。

 

身体が硬い人は、まずは壁を使った開脚トレーニング方法を試してみてください。開脚トレーニングを行うと、股関節が柔らかくなります。すると股関節周りの筋肉が伸びるため全身の血流が良くなり、冷え性や、女性の場合だと生理の不調も改善されます。基礎代謝アップにも繋がり、ダイエットにも効果ありです。良いこと尽くめなので、初心者さんもぜひトライしてみましょう。

 

〜方法〜

1.お尻と脚を壁につけ、天井に方向に脚を伸ばしていく。脚が曲がってなかなか伸びない場合は、手を支えに使ってみましょう。

2.お腹の下やおへそ辺りに力を入れながら、左右にゆっくりと脚を開いていく。

3.痛さを感じる一歩手前で止めて、そのまま5秒間キープ。内ももが伸びていくのを感じてください。

4.ゆっくりと脚を閉じていく。2〜3を数回繰り返す。慣れたらキープの時間を長くしていきましょう。

 

このトレーニングでは、ももの筋肉も同時に鍛えられるため、脚が細くなり美脚も目指せます。バレエをする方は皆脚が細く美しいです。ぜひトレーニングを習慣化し、スラリとした脚を手に入れてください。

 

美尻を作る!骨盤周りのストレッチ

このトレーニングも股関節を柔らかくするものです。股関節を柔らかくするには、骨盤周りの筋肉のストレッチも欠かせません。骨盤周りをストレッチすることで、バレエダンサーの美しい姿勢が手に入ります。それだけではなく、お尻のシルエットも見違えるほど綺麗になるので、背後からの自分の姿も美しくありたいと思う方は必見です。

 

〜方法〜

1.仰向けになる

2.全身の力を抜いて、骨盤をゆらゆら揺する

3.両膝を立て、足の重みで両膝を左右どちらかに倒す

4.片膝を床に倒し片膝を立て、立てている方の足裏で床を押しながら、お尻を斜め上に押し上げる。これを5秒程キープして下ろします。股関節が開いていくのをイメージしながらお尻を押し上げてください。左右の脚両方行いましょう。

 

ストレッチのコツは、余計な力を抜いて、深い呼吸をしながら行うこと。身体がじんわりとゆるんでいくのを感じながら行ってください。

簡単で効果抜群の足首回し

爪先立ちで歩くのはバレエの鉄則でもあります。これができることで、妖精のような可愛く美しい歩き方ができるのです。ですが、爪先立ちをするにも柔軟体操に取り組む必要があります。

 

でも大丈夫。簡単にできる足首回しをすることで、爪先をきっちりと伸ばして歩けるようになります。椅子があればどこでもできるので、学校やオフィスなど、休み時間に少しやるのも良いでしょう。

 

〜方法〜

1.椅子に座り片足を膝にのせる。

2.足の裏の爪先部分の盛り上がっているところを掴み、5分ゆっくり大きく回す

2.足の土踏まず部分を掴み、5分ゆっくり大きく回す。硬いところや柔らかい部分を感じながら回すと良いでしょう。

3.足首を肩や腕の力を抜いて、5分ゆっくり大きく回す。外くるぶしに小指を置き、内くるぶしに親指を置く。反対の手でゆっくり大きく回す。外回しがおすすめです。

4.外くるぶしと内くるぶしの上にくるぶしがあると思って、5分ゆっくり大きく回す。

 

このトレーニングをした後に立つと、足が地面にめり込むような安定感があるのがわかります。バレエでは爪先で立つのは基本になるので、これをやることでバレエダンサーの姿勢を実感できるでしょう。足首回しは全身の血流を良くし、免疫力アップや美容効果、生活習慣病の防止など、あらゆる身体の不調に効きます。そのため、バレエをしない人にもおすすめですよ。

まずは簡単にできるトレーニングから!

以上、バレエに欠かせない柔軟体操をご紹介しました。身体が柔らかいと、身のこなしも自然と優雅なものになります。どれも簡単にできるので、気軽に試してみてください。

もっとバレエのレッスン方法やバレエについて知りたい方は、スタジオマーティのYouTubeチャンネル「スタジオマーティバレエチャンネル」がおすすめです。ぜひ合わせてご覧ください。