運動としてのバレエ。どんな効果が期待できる?

足を高く上げたり、飛び跳ねたり激しい動きをするイメージがあるバレエ。幼少期からレッスンに通っていないと、とても難しい印象がありますよね。しかし、近年バレエ未経験者でも運動のために行うバレエが注目されています。今回は、運動としてバレエはどのような効果が期待できるのかについて、詳しくご紹介します。

 

バレエレッスンの進み方

これまでバレエを受けたことがない場合、運動としてバレエを始めようと思っても独学では限界があります。とはいえ、未経験で本格的なバレエスタジオでレッスンを受講するのは気が引けますよね。

 

最近では、バレエスタジオだけではなく、スポーツクラブでも初心者向けのバレエレッスンを取り入れているところもあります。一般的なバレエレッスンは90分が基本ですが、初心者クラスは60分間のレッスンである場合もあります。

 

バレエレッスンでは、まずはじめにストレッチを行います。その後、バレエの基礎トレーニングを行い、レッスン中盤から踊りを楽しむためのバレエステップに移るという流れが基本です。

 

バレエで得られる効果とは

バレエレッスンでは、はじめに全身のストレッチを行うので、体の柔軟性を身に付けることができます。ストレッチを行うことで血流やリンパの流れも改善し、レッスン後は全身が快適に感じるでしょう。

 

その後の基礎トレーニングでは、強い体幹や美しい姿勢を得ることができます。バレエでは、ひとつひとつの動作をする際に、指先やつま先をぴんと伸ばすように意識して、手足を優雅に動かします。普段の生活では、指先や足先にはなかなか意識がいくことがないので、手足を優雅に動かすのは意外と疲れることでしょう。

 

しかし、こうして体の先端まで意識して使うことで、普段使わない筋肉のストレッチや強化繋がります。

 

また、全身を使って体の芯から鍛えることが、足腰の安定にもつながります。これはレッスン中盤にバレエのステップに移っても、同じ効果があるといえます。

 

ストレッチや基礎トレーニングは、「バー」を用いた「バーレッスン」として行われます。

このバーレッスンに対し、レッスン中盤以降で行うバレエステップは「センターレッスン」と呼ばれ、バーの補助は無しで自分の筋力を頼りに行います。つま先を広げ、背筋を伸ばして肩を開き、真っすぐと立つのがセンターレッスンでの基本姿勢です。

 

しかし、筋力や体の柔軟性がない場合はこの基本姿勢すらとることが難しいです。定期的にレッスンを受講していると、少しずつ体のバランス感覚が養われたり、筋力や柔軟性がついてきます。また、体を動かすことで、どんどん自分のカラダへの理解が深められます。

 

このように、バレエは体の柔軟性、筋力の向上や、全体的なバランスを整えるために最適な運動であるといえます。

 

運動不足はバレエレッスンで解消

人が健康に一生を送るためには、食事、運動、休養が大きな要素です。しかし、さまざまな技術が発展した現代では、暮らしが便利になり運動をする機会が減ってしまいました。

 

軽いウォーキングや、ジムでのトレーニングでも運動は簡単に行える時代ですが、どうしても運動する部位が偏ってしまいがちです。

 

バレエでは全身を使うので、楽しくレッスンを受けているうちにバランスよく筋肉もつき、それに見合った体力も自然とついていきます。自然と全身の筋肉が鍛えられるので、立ち姿も美しくなる効果が期待できます。まさに運動不足にはバレエレッスンが最適といえるでしょう。

 

まとめ

今回ご紹介したように、バレエは運動としてとてもバランスよく全身を鍛えることができます。さらに体力をつけたり、立ち姿が美しくなったりと、女性にも嬉しいポイントがたくさんあります。バレエが未経験で一歩踏み出せなかった方も、これを機に運動としてバレエを始めてみるのも良いかもしれませんね。

 

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