バレエ後の疲れを解消!自宅でできるセルフケアマッサージ法

バレエをした後には、しっかりとマッサージをすることが大切です。ですが、毎回整体院などに行くことは難しいですよね。そこで今回は、自宅でもできるセルフケアマッサージ法をご紹介します。どれも簡単なので、レッスン後などに取り入れてみてくださいね。

 

バレエ後にマッサージをする効果

バレエをした後は筋肉がとても疲れており、同じ筋肉を使い続けることで乳酸も溜まっている状態です。そして疲れた状態の筋肉は徐々に硬くなっていきます。

 

そこで、バレエ後にマッサージをすることで筋肉疲労を解消し、硬くなる前に筋肉をほぐすことが大切なのです。また、自分の身体を触ることで状態を知ることができて、万が一異常があった時にはすぐに気がつけるでしょう。

 

さまざまな怪我を予防するためにも、マッサージはとても重要です。練習後にはしっかりと疲れを取って身体のコンディションを整え、次回の練習に繋げられるようにしましょう。

 

器具がなくてもできる手を使ったマッサージ

自宅にマッサージ器具がない場合でも、自分の手を使うことで十分にマッサージをすることができます。

ふくらはぎのマッサージ

足首から膝の方向に、下から上に向かってマッサージをしてください。手のひら全体でふくらはぎを包み込みながら、絞り上げるようなイメージです。

特にアキレス腱のあたりは指で押して、しっかりとほぐしましょう。押す力は、皮膚が少しくぼむ程度で大丈夫です。

なお、何も付けずに絞り上げるマッサージをすると、摩擦が起きて肌が痛くなる可能性があります。その場合は、クリームやオイルなどを使ってみてくださいね。

 

足の裏のマッサージ

両手の親指を使って、足の裏全体を押してください。特に痛い部分は何度か押して、丁寧にほぐしましょう。ただし、力の入れすぎには注意してくださいね。

 

太ももの後ろのマッサージ

手のひら全体で太ももを包み込むようにして、指全体で押してください。片手では届きにくい部分があるので、両手を使うことをおすすめします。最後にリンパ節である膝の後ろを押して、老廃物や乳酸を流してください。

 

器具を使ったマッサージ

手でマッサージするのが苦手な方には、器具を使うことがおすすめです。たとえばボールを使えば、クルクルと回すだけでマッサージができて簡単です。

また、足だけでなく腰や背中、お尻などのマッサージもできます。手を使わないので本を読みながらでもできて、効率よく身体をほぐせます。

 

さらに、小さめのローラーを使う方法もあります。スリムなものを選べば鞄にも入れられて、持ち運びに便利です。ローラーの上に足の裏を乗せて転がしたり、ふくらはぎを乗せてゴリゴリと動かしたりしてみてください。床を傷つけないように、接地部分がゴムなどで保護されているものを選べば、自宅のフローリングでも安心して使えるでしょう。

 

また、大きめのローラーであれば身体全体に使用しやすいです。ふくらはぎを乗せるだけでなく、腰や背中なども乗せられるので、しっかりと全身をほぐすことが可能です。作りがしっかりしているものを選べば、安心して体重をかけることができますよ。

さらに、表面がボコボコとした形状になっているものであれば、指や手のひらでマッサージをしているかのような心地よさがあります。自宅で本格的なマッサージを受けているような気分になれるでしょう。

 

セルフケアマッサージは必要不可欠!

バレエを続けて上達を目指すためには、練習後のマッサージが不可欠です。筋肉の疲れをとって硬くならないようにすることで、綺麗な姿勢を維持する手助けとなります。また怪我の予防にも繋がるので、自分の身体を大切にするためにもマッサージをしましょう。

 

バレエの情報をもっと得たい方には、スタジオマーティのYouTubeチャンネルがおすすめです。スタジオマーティのYouTubeチャンネルはこちらからアクセスできるので、ぜひマッサージをしながら見てみてくださいね。